ubuntu at u-aizu

ptetexのインストール

TeX(テフ、テック、テックス)システムは、科学論文などの文書組版システムとして、根強い人気を誇っている。もちろん、Ubuntuでも使えることは使えるのだが、日本語の扱いなどに若干問題があるため、この点が強化されたptetexというシステムを使うのがよいだろう。
ところが、ptetexはUbuntu用、あるいはDebian用のパッケージが存在しないため、ソースファイルからのインストールになる。以下の手順で、プログラムをコンパイルしてインストールする。

■プログラムの入手

このページの情報を参考に、3つのファイルをダウンロードする。
適当なディレクトリを作り、3つのファイルをそのディレクトリに保存する。
上記のページの指示の通りに、ファイルの展開を行う。

% gzcat ptetex3-20YYMMDD.tar.gz | tar xf - % cd ptetex3-20YYMMDD % less my_option.sample

■my_optionファイルの編集

UbuntuではUTF-8を日本語文字コードとして使用しているが、ptetex3はもともと日本語EUCコードを想定して作られている。そのため、構築時にUTF-8が有効になるよう、構築用の設定ファイルを編集する。my_option.sampleをmy_optionという名前でコピーしたあと、このファイルの該当箇所を以下のように編集する。

KANJI_CODE=UTF8 SYSTEM_FREETYPE2=no
そのほかの場所は変更の必要はない。

■コンパイルに必要なパッケージの準備

以下のパッケージをインストールしておく。Synapticsなどを使って、インストールされているかどうかを確認し、されていなければインストールする。インストールの際、依存関係によって他のパッケージのインストールが要求されれば、それに従う。
  • gcc (デフォルトではインストールされているはずである)
  • c++ (g++)
  • flex
  • bison
  • build-essential
  • libmotif3
  • libmotif-dev
  • x11proto-print-dev
  • xorg-dev

■コンパイル

以上で準備が整ったので、コンパイルを行う。

# sudo make install
かなりの量のワーニングメッセージが出力されるが、コンパイルが進んでいれば気にする必要はない。
以上で、/usr/local/teTeX/以下にシステムがインストールされる。

■パスの設定

ptetex3は/usr/local/teTeX以下にプログラムが存在するため、システムパスを編集する必要がある。
bash, zshなどのBシェル系の場合
.profile, .bashrc, .bash_profile, .zshrcなどのシェルの設定ファイルのパス設定の部分を書き換える。
PATH=/usr/local/teTeX/bin:$PATH
すぐに実行したい場合、新たにシェルを起動させるか、. .bashrcなどを実行する。

csh, tcshなどのCシェル系の場合
.cshrc, .tcshrcなどのシェルの設定ファイルのパスの部分を書き換える。
setenv PATH /usr/local/teTeX/bin:$PATH
すぐに実行したい場合、source .cshrcあるいはsource .tcshrcを実行する。


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