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ウィンドウをクリックなしで選択する

通常、ウィンドウを選択する場合には、そのウィンドウのどこかをクリックすることになる。しかし、例えば2つのウィンドウ間でデータをカット&ペーストする、といった場合には、いちいち2つのウィンドウをクリックして選択するというのは大変に面倒である。また、多数のウィンドウが存在するような環境でも、どこをクリックしていいかわからないとなるとかなり面倒な事態になる。
そこで、ウィンドウをクリックすることなく、そのウィンドウをアクティブにする、という方法をご紹介しよう。Ubuntu 12.04 LTSであれば、gconf-editorの設定1つで可能である。

まず、gconf-editorを端末から起動する(もしコマンドが存在してなければ、sudo apt-get install gconf-editorでインストールしておく)。
その上で、apps→metacity→generalと項目を進み、focus_modeという項目を見つけ出す。ここが通常は「click」となっているが、これを「mouse」と書き換える。
書き換えるためには、項目行をクリックした上で、clickとなっている部分をクリックし、mouseと書き換えれば大丈夫だ。

この作業で、すぐに設定は反映され、マウスをウィンドウ内に入れただけで、そのウィンドウがすぐにアクティブになる。もしそのウィンドウが一部隠れている場合には、自動的にウィンドウが前面に出るようになる。多数のウィンドウを出しながら仕事をしているような場合にはとても便利な機能である。
なお、このウィンドウが前面に出るまでの時間は、focus_modeの少し上にあるauto_raise_delayで変更可能である。通常は1000(ミリ秒)であるが、より俊敏にしたい場合にはこの値を減らすとよい。

変更前
変更前
変更前
変更後

なお、この設定は便利な場合もあるが、現在のUbuntu 12.04 LTSなどのデスクトップの場合、メニュー選択で不便になる場合がある。12.04 LTSなどではメニューは画面最上部のアプリケーションバーで表示されるが、そこへマウスを持って行こうとすると、よりそのアプリケーションバーに近いウィンドウがアクティブになってしまい、本来有効にしたいアプリケーションと別のメニューが出てしまうことがある。
もしこれで不便を感じるようであれば、もとのclickに値を戻し、通常の「クリックしてアクティブ」に戻すとよいだろう。


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